3. 列の設定
内訳の表示項目の設定は、 列のカスタマイズ 画面より行います。 列のカスタマイズ 画面は以下のいずれかの手順で呼び出せます。
・内訳画面上部の 表示 をクリックして表示されるメニューより、 列のカスタマイズ を選択
・明細編集画面左上端の表のアイコンクリック
・明細編集画面上端の項目行で右クリック
列のカスタマイズ 画面が表示されたら、表示させたい項目にチェックを付けた後、 確定 をクリックしてください。内訳画面に選択した列項目が表示されます。
注釈
内訳画面での並びを変える場合は、該当設定項目をマウス左クリックで選択したまま、該当位置へドラッグしてください。
注釈
必須表示項目については、チェックボックスは表示されません。
3.1. 名称ロックマークを表示する
列のカスタマイズ 画面左下の 名称ロックマークを表示する にチェックを付けると、内訳画面の名称欄に、名称や単位に関する編集の可/不可を表すアイコンが表示されます。
注釈
名称や単位の編集の可/不可は、名称欄に表示されているアイコンをクリックすることで切り替えることができます。
3.2. 名称ロックメッセージの表示
列のカスタマイズ 画面左下の 名称ロックメッセージの表示 にチェックを付けると編集不可の場合にお知らせのメッセージが表示されます。
3.3. 列番号を表示する
列のカスタマイズ 画面上部の 列番号を表示する にチェックを付けると、各項目番号が表示されます。
3.4. 初期値に戻す
列のカスタマイズ 画面右上部の 初期値に戻す をクリックすると、列名の並び順と列幅が初期化されます。
3.5. 表示する雑品の数
列のカスタマイズ 画面下部の 表示する雑品の数 では、内訳編集画面で表示される雑品列の数を設定できます。
3.6. 「単価/金額」列を表示する
列のカスタマイズ 画面下部の 「単価/金額」列を表示する では、 雑品 の下位設定項目 単価/金額 列の表示を設定できます。
3.7. 付箋
データ変更する可能性がある場合や、データが不完全で後日入力し直したい場合等、目印としてデータに付箋を付けることができます。
付箋 欄をクリックすると、設定画面が表示されますので、付箋の色を選択し、必要であれば画面右にメモ等を入力した後、 OK をクリックしてください。
選択した色の付箋アイコンが 付箋 欄に表示されます。
また、付箋アイコンの上にマウスポインターを乗せると、設定したメモの内容が表示されます。
3.8. 添付
各明細行に 添付 欄をクリックすると、関連資料等のファイルを添付し、表示することができます。
3.9. 歩掛/単価コード
歩掛/単価データのコードを確認/変更できます。
既存データ行の 歩掛/単価コード 欄をクリックすると表示欄が編集状態になります。変更したいデータのコードを入力すると、入力したデータに置き換わります。
新規行の 歩掛/単価コード 欄をクリックすると、 歩掛/単価 の選択肢が表示されますので、該当項目を選択後、コード入力してください。
3.10. 施工コード
施工コード(県毎に規定されている歩掛コード等)を確認/変更できます。
既存データ行の 施工コード 欄をクリックすると表示欄が編集状態になります。変更したいデータのコードを入力すると、入力したデータに置き換わります。
注釈
未登録の施工コードに編集した場合、置換処理等は行われません。施工コードの登録については、メンテナンス内の 施工コード を参照ください。
3.11. 県単価コード
県単価コード(県毎に規定されている単価コード等)が表示されます。
注釈
県単価コードが未登録の場合は表示されません。
注釈
県単価コードが登録されている場合、単価選択時の細目一覧にも表示されます。
3.12. 亜熱帯補正(沖縄県)
亜熱帯補正の有無を切り替えます。
亜熱帯補正対象と補正適用箇所
亜熱帯補正対象 |
補正適用箇所 |
|
代価内労務単価の 数量 に亜熱帯補正適用
詳しくは、 土木積算・システム設定ドキュメント内の 亜熱帯補正をする を参照ください。
|
|
施工P内訳内労務単価の 積算単価 に亜熱帯補正適用
詳しくは、 土木積算・システム設定ドキュメント内の 亜熱帯補正をする を参照ください。
|
|
代価内労務単価の 乗率 に亜熱帯補正適用
詳しくは、 建築積算・システム設定ドキュメント内の 亜熱帯補正をする を参照ください。
|
注釈
沖縄県以外 の工事では 亜熱帯補正解除のみ 選択できます。
3.13. 建築コード(建築)
注釈
建築コード については、 建築積算基本操作 建築コード検索 を参照ください。
3.14. 要素内訳
内訳データを構成する単価等の要素毎の内訳金額が表示されます。表示項目は以下の通りです。
・労務費 ・主要材料 ・仮設材料
・材料損料 ・機械損料 ・市場単価
・経費・その他 ・要素なし ・横計丸め額
|
3.15. 工事区分(建築)
建築積算時の積算階層 工事内訳/種目別内訳/科目別内訳/中科目別内訳/細目別内訳/別紙明細内訳 において、工事の種別( 建築工事/電気設備工事/機械設備工事/昇降機設備工事 )を設定/確認できます。
各積算階層で設定された 工事区分 は、設定階層配下に計上されたデータの工事分割区分に反映されるとともに、共通費算定時の対象額集計時に反映されます。
注釈
建築積算時の積算階層については、建築積算基本操作 階層パターン一覧 を参照ください。
3.16. 敷地等(建築)
敷地の異なる複数の建築工事を一括発注する場合に必要となる 敷地等 の設定/確認が行えます。
注釈
敷地の異なる複数の工事を一括発注する場合、敷地毎に共通仮設費/現場管理費/工事原価等を算出した後、各敷地の工事原価の和から一般管理費率/一般管理費を算出します。
3.17. 工事分割区分(建築)
建築積算時の各積算階層 工事内訳/種目別内訳/科目別内訳/中科目別内訳/細目別内訳/別紙明細内訳 において計上されたデータに対して設定できる工事の種別で、共通費算定時の補正等に反映されます。
注釈
選択肢については、上位階層の 工事区分 等によって異なります。
注釈
建築積算時の積算階層については、建築積算基本操作 階層パターン一覧 を参照ください。
3.18. 作業区分(建築)
注釈
歩掛より上位の階層で本項目を設定変更した場合、 入力済みの計算条件で設定している作業区分を変更しますか? という確認画面が表示されます。 はい を選択すると、入力済み歩掛について一括再計算が行われます。
注釈
本設定により、工種によって補正対象額が代価内に計上されます。詳しくは建築積算基本操作 作業区分の設定一覧 を参照ください。
3.19. 業者名/掛け率(建築)
明細編集画面において、 外注見積 反映データの 業者名 と 掛率 を表示します。
3.20. 表情報
内訳データの表名称と番号が表示されます。名称/番号を編集する場合は、 表情報 欄をクリックしてください。
注釈
明細行の場合、表名称については、選択肢が表示されます。
3.21. 摘要
3.22. 補足説明
歩掛の計算条件によって単価が補正されるなどした場合に、補足情報が表示されます。
3.23. 工場製作
工場製作工の対象データを設定します。
該当行の対象費目欄( 間接労務費 / 純工事費 / 管理費 / 製作原価 )をダブルクリックすると、チェックマークが表示され、工場製作工の対象費目に設定されます。
3.24. 集計行
集計行に対する対象データを設定します。
集計対象にしたいデータの 集計行 欄をダブルクリックしてください。 集計行 欄にチェックマークが表示され、集計行の対象データとなります。
注釈
複数の集計行がある場合、 集計行 欄をダブルクリックすると、どの集計行に対して対象設定を行うか設定画面が表示されます。
注釈
集計行追加時の設定により、集計額が内訳に加算される場合と加算されない場合があります。
3.25. 水替日数計算
水替工において、水替日数を算出するデータを設定します。
水替日数計算 欄をダブルクリックすると、 チェックマーク が表示されます。チェックマークの付いたデータの 数量 欄をクリックすると、水替対象とするデータを基に算出された水替日数が反映されます。
注釈
水替作業を伴う歩掛を追加した場合は、自動的に水替日数計算のチェックが付きます。
注釈
水替日数計算結果と異なる値 が 数量 欄に設定されている場合、 経費計算に進む直前に 該当項目の 積算数量 と 水替計算結果 が 水替日数の数量適用確認 画面に一覧表示され、 数量 欄に 水替日数計算結果 を反映させた上で、 経費計算 を進めることができます。
水替日数算出事例 |
・水替金額:921,055≧400,000
⇒水替日数
=25.4×log(水替金額/10,000)-32.2日
=25.4×log(921,055/10,000)-32.2日
≒25.4×1.964...-32.2
≒17
|
※災害復旧工事の積算要領記載の算出式に基づく |
初期状態では、全てのデータを水替対象としていますが、対象とするデータを選択する場合は、 水替日数計算 欄にチェックマークの付いている該当データを選択後、右クリックメニューより、 水替日数計算対象データの設定 を選んで表示される 集計対象設定 画面より、水替対象とするデータ以外のチェックを外して OK をクリックしてください。
計算結果が変更される場合、その旨メッセージが表示されますので、 はい をクリックしてください。
設定を基に再計算した結果が 数量/金額 欄に反映されます。
注釈
水替対象データの 割合 の設定については、 水替 の項目を参照ください。
3.25.1. 水替日数の数量適用確認
水替日数計算結果と異なる値 が 数量 欄に設定されている場合、 経費計算に進む直前に 該当項目の 積算数量 と 水替計算結果 が 水替日数の数量適用確認画面 に一覧表示され、 数量 欄に 水替日数計算結果 を反映させた上で、 経費計算 を進めることができます。
3.26. 水替
水替日数計算の対象となるデータに対して、水替日数を算出するために必要となる割合を設定します。
水替 欄の下位区分である 割合(%) 欄をクリックし、パーセンテージを入力すると、指定した割合の金額が 水替 欄の下位区分の 金額 (水替金額)欄に反映されます。
設定した 水替割合 / 水替金額 を基に水替日数が算出され、 水替日数計算 欄にチェックマークの付いている水替工の 数量 欄を選択した際に反映されます。
注釈
水替算出データの設定については、 水替日数計算 の項目を参照ください。
3.27. 積算情報
該当データの 積算体系 / 県 / 単価世代 の情報等を表示します。
3.28. 施工量/日
歩掛データの施工日数/日当たり施工量を表示します。
施工日数を算出する場合は、画面上部のヘルプをクリックして表示される選択肢より機能一覧をクリック後、表示されるメニューより施工日数計算をクリックしてください。
表示欄左上に緑色の文字で日当たり施工量、右下に施工日数が表示されます。
注釈
歩掛によって、施工日数の算出方法は異なります。下表を参照ください。
・国土交通省土木工事積算基準に記されている標準作業量を基に算出
※市場単価を含む歩掛については、市場単価の補正等を考慮して算出
|
・代価内の主要労務データを基に算出
→施工量=10÷2.3=4.3[m3/日]と考え
→設計数量100[m3]÷施工量4.3[m3/日]≒23日
|
・代価内の機械運転歩掛データを基に算出
→施工量=1÷0.5=2[m3/日]と考え
→設計数量100[m3]÷施工量2[m3/日]=50日
|
施工日数の合計を算出する場合は、前述の要領で施工日数を算出後、 工事内訳ツリー の 費目行/総括行 等を選択した状態で右クリックメニューより、 合計施工日数 を選択してください。
内訳ツリーで選択した範囲の施工日数の合計が表示されます。
日当たり施工量及び施工日数を編集した値は 赤色 で表示されます。
3.29. 調整計上
工事内訳内の歩掛の 1位代価 内に 調整費 が計上されている場合、チェックマークが表示されます。
注釈
歩掛データの 単位 / 単価 を修正した場合に生じる下位代価合計との差額は、下位代価内に 調整費 として計上されます。
3.30. 労務割増
労務割増 の設定状況を確認/変更できます。
歩掛/労務単価 の 労務割増 欄をクリックすると、労務割増設定の選択肢が表示されますので、該当項目選択後、 OK をクリックしてください。選択した設定が適用されるとともに表示が替わります。
注釈
システム設定 の 工事条件設定 の 労務割増 の設定を選択する場合については、土木積算・システム設定内の 工事条件設定-労務割増 を参照ください。
労務割増 欄クリック時の選択画面上部の 選択肢の編集 からは、工事内で使用する独自労務割増の設定を編集できます。
初期化 をクリックすると、システム全体に設定されている 労務割増方法メンテナンス の設定内容に戻ります。
3.31. 機械賃料補正
機械賃料補正 の設定状況を確認/変更できます。
歩掛/クレーン賃料単価 の クレーン賃料補正 欄をクリックすると、設定切替の確認画面が表示されますので、 はい をクリックしてください。
補正あり と 補正なし が切り替わります。
注釈
システム設定 の 工事条件設定 で 機械賃料補正 を なし に設定している場合は、設定変更はできません。
注釈
システム設定 の 工事条件設定 の 機械賃料補正 の設定については、土木積算・システム設定内の 工事条件設定-機械賃料補正 を参照ください。
3.32. 経費控除
経費計算時等における控除の設定状況を確認/変更できます。
該当データの 経費控除 欄をクリックしてください。
経費控除設定 画面が表示されます。画面左側に表示されている経費計算時の各費目について控除設定した後、 適用 をクリックしてください。
注釈
画面右側の 項目別対象表 内の各経費控除設定パターンの 選択 をクリックすると、画面左側の各費目の経費控除設定に控除パターンが反映されます。
注釈
項目別対象表 中の経費控除設定パターンのうち、 青色のリンクのパターン名 は、クリックすると、該当パターンの説明が表示されます。
内訳画面で該当データの 経費控除 欄の表示が設定中に変わるとともに、設定した控除が経費計算時に反映されます。
3.33. 要素
単価データの要素区分を確認/変更できます。
該当単価データの 要素 欄をクリックすると設定画面が表示されますので、該当項目を選択後、 OK をクリックしてください。
3.34. 管材
管材費 の設定状況を確認/変更できます。
管材 欄をクリックするとチェックマークが付き、経費計算時に考慮されます。
注釈
経費工種 を 上水 開削・小口径推進 新/上水シールド及び推進 新/上水構造物(浄水場等)新 等に設定している場合、 管材 設定されている単価の集計金額を基に、経費計算時の対象額が減額されます。
3.35. 支給品
単価の 支給品 の設定状況が表示され、設定を変更することができます。
支給品 欄をクリックすると、チェックマークが付き、 単価 欄が 0円 で計上されるとともに、経費計算時に考慮されます。
注釈
支給品設定された単価は、経費計算時に集計され、直接工事費には計上されませんが、経費計算の対象額として反映されます。
3.36. 桁等購入費
支給品・経費控除 を集計する際、独立した項目として集計し端数処理後に、他項目集計額と加算されます。
注釈
桁等購入費 にチェックを付けると、経費控除設定の初期値として、 共通仮設費(現場環境改善費) に 全額控除 が反映されます。
3.37. 現場発生品
経費控除 を集計する際、独立した項目として集計し端数処理後に、他項目集計額と加算されます。
注釈
現場発生品 にチェックを付けると、経費控除設定の初期値として、 共通仮設費/現場管理費/一般管理費 に 全額控除 が反映されます。
3.38. 電力
支給品 を集計する際、独立した項目として集計し端数処理後に、他項目集計額と加算されます。
3.39. 機器単体費/機器種別
注釈
列名称は、機械設備工事の経費工種を選んでいる場合 機器単体費 、機械設備工事以外の経費工種を選んでいる場合 機器種別 となります。
3.39.1. 機械設備工事における一般管理費等率の機器単体費補正の設定(機器単体費)
経費工種 を 機械設備工事 に設定している場合で、 一般管理費等率 の 機器単体費補正 の対象データを設定できます。
注釈
直接工事費 に計上されているデータのみ 一般管理費等率補正 の集計対象となります。
機器単体費補正係数 の算出式 |
R:機器単体費補正係数
K:工事原価に占める機器単体費の比率
R={1-(K÷1.25)}
|
一般管理費等率の算出式 |
一般管理費等率=一般管理費等率×前払金支出割合補正係数× 機器単体費補正係数 |
3.39.2. 電気設備工事における工場製作の機器管理費率補正の設定(機機種別)
工場製作(電気通信)/工場製作(機器単体)(電気通信設備(機器単体)) を計上している場合に設定できる項目で、 経費条件 の 機器管理費率の適用方法 の設定を 上記を複合した場合 に設定した際に算出する 機器管理費率補正値 に反映される設定を確認/変更できます。
設定する場合、 製作・設置する機器/製作のみを行う機器/移設を行う機器 から選択しますが、 支給品 設定がなされている場合は、設定表示が チェックマーク に変わります。
機器単体費の設定の種類と機器管理費率補正値の算出式については、下表を参照ください。
注釈
経費工種を機械設備工事に設定している場合 、列名称は 機器単体費 になります。
機器単体費の設定の種類 |
支給品 欄の設定 |
機器種別 欄の設定 |
A.機器製作及び据付調整を行う機器の機器単体費計 |
|
製作・設置する機器 |
B.機器製作のみを行う機器の機器単体費計 |
|
製作のみを行う機器 |
C.支給する機器の機器単体費相当額計 |
チェックマーク |
チェックマーク |
D.移設を行う機器の機器単体費計 |
|
移設を行う機器 |
※機器管理費率補正値の算出式 = 機器管理費率補正値={A+(B+C+D)×0.5}÷(A+B+C+D)
3.40. 処分費
単価行に対する 処分費 としての設定状況を確認/変更できます。
処分費 欄をクリックすると、チェックマークが付き、経費計算時に処分費控除額として考慮されます。
注釈
処分費設定された金額の経費計算時の集計については、土木積算・経費計算内の 処分費計上 を参照ください。
注釈
経費工種を 鉄道運輸…(電気) に設定している場合については、経費計算時に自動集計され、共通仮設費・現場管理費の算定対象から除外されるとともに、一般管理費の算定対象となります。
3.41. 長期割引
機械賃料の 長期割引 の設定を確認/変更できます。
注釈
アイコンの色については、下表を参照ください。
青色 |
長期割引されたデータ |
紫色 |
長期割引されたデータ と 長期割引されていないデータ を配下に混在して含むデータ |
灰色 |
長期割引されていないデータ |
3.42. 出典根拠
3.43. 計算行率(%)
集計行 や 工場製作費目行 等において、対象データの集計額に乗ずる掛け率( 計算行率(%) )を表示/設定できます。
該当集計行の 計算行率(%) 欄に掛け率(工場製作の複数計上時には経費率等)を入力後、集計対象データの 集計行 欄をクリックしてチェックを付けてください。
集計行の 金額 欄に、対象データの集計金額に対して、設定した 計算行率 を掛けた額が反映されます。
3.44. 金額丸め
該当行の金額欄の丸めを表示/設定できます。
金額丸め 欄の表示項目のリンクをクリックすると、設定画面が表示されますので、 丸め単位/丸め方法 を選択後、 OK をクリックしてください。
該当行の 金額 欄に設定した丸めが反映されます。
注釈
画面左下の システム設定値を適用 をクリックすると、選択画面内の選択項目に システム設定 の丸め設定が反映されます。 システム設定 の丸めについては、土木積算・システム設定内の 丸め設定 を参照ください。
3.45. 港湾ランク
港湾土木/港湾地整 の歩掛を選択した際の 船舶・船員の供用日数 を決めるために必要となる 港湾ランク を表示/設定できます。
港湾ランク 欄に表示されているリンクをクリックすると、設定画面が表示されますので、該当項目を選択後、 OK をクリックしてください。
選択した 港湾ランク に応じた 供用日数 が、代価表内の船損料や船員の 数量 欄に反映されるとともに、該当歩掛の 単価 欄に反映されます。
注釈
工事情報で設定した 港湾ランク が初期値として設定されます。工事情報での 港湾ランク の設定については、工事情報設定内の 船舶供用係数(港湾必須) を参照ください。
3.46. 損料パターン
機械損料 に対する補正パターン(損料世代 と 豪雪補正)を表示/設定します。
損料パターン 欄に表示されているリンクをクリックすると、設定画面が表示されますので、該当項目を選択後、 OK をクリックしてください。
選択した損料パターンが、代価表内の 機械損料 に反映されれるとともに、該当歩掛の 単価 欄に反映されます。
注釈
損料パターン の選択肢および 工事情報設定 での 損料パターン の設定については、工事情報設定内の 損料(詳細設定) を参照ください。
総括/明細 行の 損料パターン 欄をクリックして設定を変更した場合は、選択している 総括/明細 配下の該当データに 変更した損料パターン が一括反映されます。
3.47. 技術者間接費(代価)
注釈
経費計算 時の 技術者間接費 の集計等については、土木積算・経費計算内の 技術者間接費率の適用方法 を参照ください。
3.48. 技術者間接費率
工場制作費(電気通信) を計上している場合の経費計算時に算出される 電気通信歩掛 の 技術者間接費 について、適用される 技術者間接費率 を表示/設定できます。
技術者間接費率 欄に適用する率を入力してください。 経費計算 時に 技術者間接費率 欄に入力した率が反映されます。
注釈
経費条件 の 技術者間接費率の適用方法 を 主たる設備の技術者間接費率を適用する に設定した場合で、2種以上の設備を計上している場合、金額を比較し、計上金額の大きい方の率を取得します。
注釈
経費計算 時の 技術者間接費率 の適用については、土木積算・経費計算内の 技術者間接費率の適用方法 を参照ください。
3.49. 据付間接費
注釈
据付間接費 については、土木積算・システム設定内の 据付間接費 を参照ください。
3.50. 売却益
売却益を考慮した群馬県独自の経費工種 を採用していた場合の設定項目です。
スクラップ等のマイナス計上された単価に対して、 売却益 欄をクリックし、チェックマークを付けてください。
経費計算時に設定したデータを集計対象として考慮します。
注釈
売却益設定は、群馬県独自の経費における集計対象となりますので、他経費を選択している場合は設定しても集計されません。
3.51. 週休除外工種
工種データ( 代価行 または 内訳レベルに計上された単価行 )に対して、 週休2日補正の除外設定 を行えます。
該当データの 週休除外工種 欄ダブルクリックで、週休2日補正の除外設定を切り替えることができます。
除外設定されているデータは 週休除外工種 欄にアイコンが表示されます。また、工事内訳ツリーにも除外設定のアイコンが表示されます。
注釈
工事内訳ツリーでは、 下位代価内に週休2日補正の除外設定をしたデータが存在する項目 についても除外設定アイコンが表示されます。
3.51.1. 週休除外設定されたデータの複写について
週休除外設定された工種データを複写した場合 の挙動については、下表を参照ください。
|
複写元 → 複写先 |
挙動 |
図 |
内訳レベル → 内訳レベル |
除外設定保持 |
図 |
内訳レベル → 代価内 |
複写先代価の上位工種の設定を継承 |
図 |
内訳レベル → 同じ代価内 |
除外設定保持 |
図 |
内訳レベル → 他の代価内 |
複写先代価の上位工種の設定を継承 |
3.51.1.1. 内訳レベル→内訳レベルへの複写
週休2日補正除外設定データの 内訳レベルから内訳レベル への複写時には、 複写元の除外設定 が保持されます。
3.51.1.2. 内訳レベル→代価内への複写
週休2日補正除外設定データの 内訳レベルから代価内 への複写時には、 複写先代価の上位工種の設定が継承 されます。
3.51.1.3. 代価内→同じ代価内への複写
週休2日補正除外設定データの 同じ代価内 への複写時には、 除外設定が保持 されます。
3.51.1.4. 代価内→他の代価内への複写
週休2日補正除外設定データの 代価内から他の代価内 への複写時には、 複写先代価の上位工種の設定が継承 されます。
3.51.1.5. 除外設定工種の下位代価の除外設定を解除した場合
除外設定された工種データの下位代価内のデータの除外設定を解除した場合でも、上位工種の除外設定は解除されません。
3.52. 無償貸付機械評価額
経費計算結果確定時 に集計された【無償貸付機械等評価額】を表示します。
3.53. 精度管理費
土地改良工事 で、経費工種 委託業務 測量業務 の経費体系のうち 技術管理費 の構成要素である 精度管理費 の集計対象を設定できます。
チェックを付けて集計対象としたデータは、経費計算結果の費目 精度管理費 に集計されます。
3.54. 確認
設計書取り込みした工事データ内の各データについてチェックが付き、未確認データとみなします。
チェックを外すと確認済データとみなします。
一覧 の
未確認 等で未確認データを一覧表示できます。詳しくは、
一覧-全般-未確認 を参照ください。
3.55. 稼働率区分/(補正)(NEXCO)
NEXCO積算時 の歩掛毎の稼働率設定を確認変更できます。詳しくは土木積算・システム設定内の 稼働率による補正 を参照ください。
3.56. 雑品・端数調整箇所・単価/金額(代価)
代価内訳に計上されているデータを対象として 雑品 1~5(諸雑費 #-00001~00005)、6~10(諸雑費 #-00011~00015)を計上できます。
代価内訳に計上されているデータの 雑品 1~10欄のいずれかをダブルクリックすると雑品設定されてチェックマークが表示されるとともに、新たに 諸雑費 1~10が追加計上されます。
追加された 諸雑費 の 数量 欄が編集可能状態になっていますので、該当数量(初期状態で単位は%)を入力してください。雑品設定したデータの金額を単価として、入力した数量を基に諸雑費金額が計上されます。
注釈
追加した雑品(諸雑費1~10)を削除する場合は、対象データの雑品1~10のチェックを外してください。
一般歩掛の代価表合計金額に対する丸め処理として計上される 諸雑費(#-00010) が計上されている場合、画面下部の 諸雑費の切り替え を 複合(雑品+諸雑費) に設定していないと雑品計上できません。
複数の 雑品 が計上されているような場合で、 雑品 の 端数調整金 を計上する場合、 端数調整金 を反映する 雑品 を指定することができます。
端数調整金 を計上する 諸雑費 行の 端数調整箇所 欄にチェックを付けてください。 金額 欄に 端数調整金 が反映されるとともに、 補足説明 欄に端数調整金の説明が表示されます。
注釈
雑品 計上時の 端数調整金 の計上/非計上については土木積算・システム設定内の 雑品計上 を参照ください。
注釈
端数調整金 の計上/非計上については、内訳画面下部の ステータスバー にある 雑品計上の切り替え より設定を変更できます。
列のカスタマイズ画面で
「単価/金額」列を表示する にチェックを付けると、雑品の下位設定項目
単価/金額 列が表示され、雑品計上する際の対象を単価または金額のいずれかに設定できます。
金額 に設定した場合は、 チェックを付けた対象行の金額欄の値 が 雑品行の計算対象 となり、雑品行の 単価 欄に反映されます。
単価 に設定した場合は、 チェックを付けた対象行の単価欄の値 と 代価の合計数量 の 積 が 雑品行の計算対象 となり、雑品行の 単価 欄に反映されます。
3.57. 計算行(代価)
代価内の
計算 行/
計算(率) 行で計上される金額の計算/集計等について設定します。
3.57.1. 計算設定
代価内の
計算 行/
計算(率) 行で計上される金額の計算式を設定します。
注釈
計算 行の 計算設定 欄は四則演算と数値の組み合わせ、 計算(率) 行の 計算設定 欄は四則演算とパーセンテージの組み合わせとなります。
3.57.2. 加算不要
加算不要 欄にチェックを付けた場合、 後続する計算行 の 単価 欄に該当行の金額が 加算されません 。
3.57.3. 合計不要
チェックを付けると、代価表の合計金額の合計対象から除外されます。
3.58. 増減(施工P)
施工パッケージ構成(代価表)において、 基準単価 に対する 積算単価 の高低を矢印のアイコンで表示します。
アイコン |
説明 |
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材料単価の積算金額に加算される小型車・夜間等の 割増の補正金額
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施工条件設定(計算条件)で 不要 を選択した単価行
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3.59. 基準単価(マスター単価)/積算単価(施工P)
下段 に 積算単価 、 上段 に 施工パッケージの基準単価 または 積算単価を打ち換えた場合の打ち換え前の単価(マスター単価) が表示されます。
列再上端の列名部分( 基準単価/積算単価 または マスター単価/積算単価 )をクリックすることで、 上段 の表示( 基準単価/マスター単価 )を切り替えることができます。
注釈
本項目は必須表示項目のため、非表示にはできません。
3.60. 基準構成比(施工P)
施工パッケージの 標準単価 に対して、各データ行の占める割合を表示します。
3.61. 係数式/係数(施工P)
情報化施工パッケージ等を選択した場合に適用される 補正係数式 や 補正係数 が表示/編集できます。
3.62. 鉄道(鉄道運輸工事)
鉄道運輸工事において、該当行で選択されている鉄道計算式/パターンを表示/確認/変更できます。
3.63. トンネル総労務費(トンネル工事)
トンネル工事 において、 間接工事費-安全費 に計上される 呼吸用保護具 の歩掛計上時に集計される トンネル総労務費 の集計対象の設定です。
トンネル総労務費 算出時にチェックを付けたデータが集計対象となります。
注釈
ネクスコ工事 の場合、 割掛計算時 または 経費計算時(割掛データが存在しない場合) に トンネル総労務費の再集計確認画面 が表示されるので、適宜選択してください。