2.1. 内訳画面の構成

工事作成後、設計書に基づきデータを入力していく内訳画面は、主に画面上部の 各種機能ボタン 、画面左側の 内訳ツリー 、画面中央の 内訳明細 より構成されています。
内訳画面の構成
A.各種機能ボタン 設計書データを元にデータを入力するための各種編集機能や、経費計算、積算書印刷を行う機能ボタンが配置されています。
B.内訳ツリー 内訳明細と連動して、内訳の構成を費目毎にツリー表示します。
C.内訳明細データ 内訳データを入力・編集する画面で、工事内訳のほか、代価表や明細表、施工パッケージ構成に表示が切り替わるとともに、編集を行います。
D.階層表示 工事情報で設定した階層パターンに基づき、現在表示されている内訳明細データの階層を表示します。
E.計算条件で使用する作業区分の初期値
新規に階層行を追加した際の 作業区分 の初期値となります。
最上位階層の初期値は 工事情報経費種別/工種 の設定が反映されます。
細目別内訳 等での歩掛選択時の 計算条件 の初期値として反映されます。
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2.1.1. データ種類

内訳に表示される主なデータについては、下図・表を参照ください。
内訳に表示される主なデータ種類
データ種類 アイコン 下位データ 説明
各階層行
工事費
工事内訳
種目
科目
中科目
工事内訳
fld 下位階層 建築工事の内訳構成を示す各階層。下位階層内の合計金額が上位階層行の金額となる。
別紙明細 fld 別紙明細表 複数の歩掛や単価をまとめたもの。下位別紙明細内の合計金額が上位別紙明細行の金額となる。
歩掛 une 代価表 一定量の工事単位。単価や他の歩掛等によって構成される下位代価表の合計金額が、上位歩掛の単価となる。
単価 orc 無し 工事を構成するものの単位量当たりの金額を示す。
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