3.2.1.5. 【施工点在工事】(一般管理費以降を合算一体で計上)¶
点在する施工箇所の内、 負担法 ( 公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法 )や 暫定法 ( 農林水産業施設災害復旧事業国庫補助の暫定措置に関する法律 )等において規定されている間隔内にある 近接する複数工事箇所 を 一体 で経費計算できます。
一般管理費以降については、全工区で一体算出します。
注釈
点在合算で経費計算する場合は、一体算出する工区が隣接するよう、あらかじめ 工事順 を編集しておく必要があります。
注釈
一体集計に関する設定は 工事設定 で行います。 施工箇所 欄に表示される識別子(例. A1 、 B2 …等)をクリックして、先行工事との 一体算出設定 を切り替えます。 施工箇所 欄の識別子の 先頭アルファベットが同じ工事 については、 一体算出 となります。詳しくは ※複数の異なる一体算出工事を含む点在工事の経費計算 を参照ください。
注釈
一体算出工区内 を 按分合算 する場合については ※施工箇所が同じ工区毎に按分合算する(点在工事) を参照ください。

A | 各工事 の 直接工事費 を合算 |
B | 施工箇所 の設定( 単独 / 一体 )に基づき、 工事箇所毎の経費金額 (共通仮設費・現場管理費・工事原価等)を算出 |
C | B で求めた 工事箇所毎の経費金額 (共通仮設費・現場管理費・工事原価等)を足し合わせて 合算工事の各経費金額 を算出 |
D | 点在工事の一般管理費算出方法 の設定に基づき、 合算の一般管理費以降 を算出 |

注釈
点在工事の一般管理費率 については、 点在工事の一般管理費算出方法 の設定に基づき算出されます。

注釈
経費丸め で 一般管理費縦計調整(合算設計書) を設定した場合、 工事価格 または 工事費 の丸め金額との調整が 一般管理費 に反映されるため、 点在工事の一般管理費算出方法 の設定に基づき算出した 一般管理費 との間に差異が生じる場合があります。
