3.2.1.2. 【先取合算】既に契約済みの工事に追加して付帯工事等を追加契約する際の合算方法(先取工事の金額は固定)¶
各工区の直接工事費の合算結果 から算出した 合算の各経費金額 から、 工事設定 より 先取指定 した工区を控除した上で割合算出し、 各工区の経費金額 を算出します。
A | 各工区の直接工事費 を合算 |
B | A で求めた 合算の直接工事費 から 合算の各経費 を算出 |
C | B で求めた 合算の各経費 から 先取指定工区の各経費 を控除した額を算出 |
D | 先取指定外の工区 の 直接工事費合算 に対する 各工区の直接工事費の割合 を算出 |
E | C で求めた 控除後合算経費金額 と D で求めた 先取指定外工区の直接工事費の割合 から 先取指定外の各工区の経費金額 を算出 |
F | E で求めた 各工区の経費 から 先取指定外の各工区の経費率 を算出 |

注釈
先取 工区を指定をしなかった場合は、計算設定を 「合算経費(一体)に占める直接工事費の割合…」 にした場合と同様の計算になります。

注釈
経費丸め で 一般管理費縦計調整(合算設計書) を設定した場合、 工事価格 または 工事費 の 丸め金額との調整額 が 一般管理費 に反映されるため、 先取控除後の各経費金額 と 先取外の直接工事費の割合から算出した一般管理費 との間に差異が生じる場合があります。
