Ｑ．休日労務費が設計労務単価を下回った¶
Ａ．割増対象賃金比の小さい職種の場合、休日労務費が設計労務単価を下回る場合があります。¶
休日労務費については、以下式により算出されます。
以下は、令和６年度の 電工 の休日労務費を算出した場合の事例で
令和６年度の電工の割増対象賃金比が 0.724 で、
休日割増係数 1.35 との積が１を下回るため
休日労務費が設計労務単価を下回ります。
電工の設計労務単価（令和６年度） ：27,500円
|
電工の割増対象賃金比（令和６年度）：0.724
休日割増係数 ：1.35
→Ｋ（１時間当り割増賃金係数）
＝割増対象賃金比×（1/8）×休日割増係数
＝0.724×（1/8）×1.35
≒0.122
|
休日労務費
＝設計労務単価×Ｋ×８時間
＝27,500円×0.122×８時間
＝26,840円
|
