2.7. 共通仮設費

引き続き、 サンプル設計書 を基に、率計上以外の共通仮設費の積み上げデータを作成します。

サンプル設計書の 準備費 を入力します。

注釈

サンプル設計書記載の数値とは、必ずしも一致しません。

共通仮設費のうち 準備費 として積み上げるデータを作成します。

内訳画面左側にある 工事内訳 タブ内の費目ツリーより、 共通仮設費 － 準備費 をダブルクリックしてください。

準備費の内訳画面に切り替わりますので、先頭行を選択後、 積算入力 － 歩掛 を選択するか、内訳行右クリックメニューより、 歩掛 － 一覧選択 を選んでください。

歩掛選択画面が表示されますので、該当する分類を選択します。

ここでは、サンプル設計書の 代価表 第0008号 に基づき、

　大工種： 220 共通仮設費積上

　工　種： 302 共通仮設費積上

　種　別： 010 準備費

　細　別： 011 準備費（一式）

を選択します。

画面左側の歩掛ツリーより、 大工種 （220 共通仮設費積上）－ 工種 （302 共通仮設費積上）－ 種別 （010 準備費）まで選択すると、画面中央に選択した 種別 に属する細別が一覧表示されますので、 細別 （011 準備費（一式））を選択後、画面右下の 確定 をクリックしてください。

単価の設定が必要な歩掛ですので、 代価作成 画面が表示されます。

画面左側で設定が必要な項目が選択された状態になっており、この項目に対する処理の選択肢が画面右に表示されています。

ここでは単価金額の設定が必要ですので、画面右上の 変動単価です。単価金額を確認してください。 を選択してください。

単価金額 欄が反転表示され編集可能な状態になりますので、ここでは 12000 を入力し Enter キーを押した後、画面右下の 確定して代価を確認する をクリックしてください。

選択した歩掛の下位代価表が表示されます。

代価表内のデータを確認したら、 上へ戻る をクリックしてください。

内訳画面に戻りますので、 数量 欄に 1 を入力してください。

注釈

システム設定 の 全工事対象 － 表示・動作 内の設定項目 代価の自動作成時に１階層下の代価表を表示する のチェックを外している場合は、代価表は表示されません。

引き続き、準備費の内訳に処分費単価を計上しますので、該当行右クリックメニューより、 単価 － 名称検索 を選んでさい。

単価選択画面が表示されますので、ここでは該当単価を検索しますので、 名称検索 タブ内のキーワード入力欄に 処分費 と 土砂 を入力後、 検索 をクリックしてください。

一覧表示された単価より、単価コード T009900 の 処分費　土砂 を選択した後、 確定 をクリックしてください。

内訳画面に選択した単価が作成されますので、 数量 欄に 6 、 単価 欄に 3600 を入力してください。

以上で共通仮設費の入力は完了です。引き続き経費計算を行う場合は、 経費計算 に進んでください。