6. その他¶
6.1. おまかせ積算時に選択画面が頻出して一時停止してしまう場合について¶
システム設定 や 施工パッケージ条件初期値 の設定値によっては、 おまかせ積算による未確定代価の照合・特定の都度、選択画面が表示され、おまかせ積算が一時中断される 場合があります。
これらのケースについては、 システム設定 または 施工パッケージ条件初期値 を変更することで、おまかせ積算の一時中断を回避できる場合があります。
施工パッケージ初期値については、 おまかせ積算起動画面 下部のボタン 施工パッケージ条件初期値 をクリックすることで設定画面を呼び出し変更できます。
システム設定 については、一旦、 おまかせ積算 を終了し、 システム設定 を変更した後、再度 おまかせ積算 を行ってください。
6.2. 取り込まれた計算条件がおまかせ積算で反映されていない場合について¶
おまかせ積算 により特定された歩掛の 単価選択が求められる計算条件 について、 設計書から取得した計算条件に関する文字列（キーワード） が照合対象に含まれておらず、 単価選択画面から手動で単価選択するよう促され、おまかせ積算が一時中断する 場合があります。
このようなケースについては、特定した歩掛の 計算条件 設定画面より、取り込んだ 設計書から取得した計算条件に関する文字列（キーワード） を登録した後、対応する単価を手動選択して歩掛を確定させることで 履歴情報 を残し、次回以降、 登録した計算条件に関する文字列（キーワード） を取得した際、先に対応付けした単価に置き換えるよう学習させることができます。以下の手順を参照ください。
6.2.1. 手順１：計算条件設定画面でキーワード登録する¶
おまかせ積算 時に 単価選択が求められる計算条件 の設定画面が表示された場合、 設計書から取り込んだ計算条件に関する文字列（キーワード） を登録するために、 計算条件 設定画面右上のボタン キーワード をクリックして 取り込み条件 画面を呼び出します。取り込んだキーワードが一覧表示されるので、該当行の 種別 選択後、 ＋ボタン をクリックしてキーワードを登録してください。
キーワード登録された行の左端には ユーザー登録されたキーワードであることを示す赤丸 が表示されます。また、右端には、 種別変更時の編集ボタン と 登録を削除する消しゴムのマークの削除ボタン が表示されます。
注釈
青丸 はシステム提供キーワード／ 緑丸 は配信キーワード／ 空欄 はキーワード未登録になります。
注釈
画面左下の キーワード管理 をクリックすると登録されているキーワードが一覧表示されます。
6.2.2. 手順２：計算条件設定画面で単価を手動選択し履歴情報を残す¶
キーワード登録後、 取り込み条件管理画面 右下の 終了 をクリックすると、 計算条件設定画面 に戻るので、 該当単価を手動選択して歩掛を確定 してください。これにより、 登録したキーワード と 選択した単価 の対応関係が履歴情報として記憶されます。
6.2.3. 手順３：次回おまかせ積算実行時に履歴情報により自動単価選択¶
次回 おまかせ積算 実行時、 登録したキーワード（計算条件に関する文字列） を取り込んだ設計書から取得していた場合、 履歴情報 に基づき単価が自動選択されるため、単価選択画面は表示されず、 おまかせ積算 は中断されなくなります。
6.3. おまかせ積算起動時に実行するか確認画面が表示される場合について¶
おまかせ積算 起動時に おまかせ積算を行いますか？ というメッセージ確認画面が表示される場合があります。
このメッセージは、計算条件等 おまかせ積算を行うにあたって十分なデータが設計書から取得できず、おまかせ積算が適切に行われない可能性が高い場合 に表示されます。
おまかせ積算 の実行をとりやめる場合は、確認画面の いいえ をクリックしてください。
設定を変えて おまかせ積算 を続行する場合は、 はい をクリックした後表示される おまかせ積算起動画面 下部のボタン アシスト設定 より設定画面を呼び出し、適宜設定を変更した後、 おまかせ積算 を行ってください。
6.4. 積算分析データの更新について¶
取り込んだ設計書の未確定代価を特定するために使われる 積算分析データ の更新頻度等については、明細編集画面上部の 更新ボタン をクリックして表示される画面より各種設定を行えます。
注釈
積算分析データ については、システム設定の 検索時に行う動作（上から優先） を参照ください。
注釈
積算分析データの更新と通知設定 画面の 今すぐ更新 ボタン下の データベースの最適化 をクリックすると、肥大化／断片化した積算分析データが最適化されます。積算分析データの更新やおまかせ積算に時間がかかる場合等に改善される場合があります。
