4. おまかせ積算の実行¶
おまかせ積算 を実行すると、取り込んだ 未確定代価 が一覧表示されるとともに、 おまかせ積算による未確定代価の照合・特定 の進捗状況が表示されます。 おまかせ積算 の進捗状況を示すアイコンについては、下表を参照ください。
| アイコン | 説明 |
|---|---|
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未確定代価に対応する歩掛が特定され、置き換えられたデータ
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未確定代価に対応する歩掛は特定されたが、計算条件等が未定のため未確定となった アシスト対象データ
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未確定代価に対応する歩掛が特定されず、おまかせ積算がスキップされたデータ
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注釈
画面左上の進捗状況を表すプログレスバー下の 停止 ボタンを押すと おまかせ積算を中断 、 一時停止ボタン を押すと 一時中断 できます。
注釈
おまかせ積算 実行時の 未確定代価の照合項目 は、 システム設定 の 全般－ 表示・動作 内の設定項目 検索時に行う動作 より確認できます。
おまかせ積算 実行時の挙動の設定については、後述する アシスト設定 を参照ください。
注釈
おまかせ積算の アシスト設定 等により 入力や選択をスキップした項目 については、 水色付箋 が付きます。 水色付箋 の付いた項目の確認については、後述する項目 付箋 を参照ください。
注釈
システム設定 や 施工パッケージ条件初期値 の設定値によっては、 おまかせ積算による未確定代価の照合・特定の都度、選択画面が表示され、連続置換が一時停止される 場合があります。このような場合については、 おまかせ積算時に選択画面が頻出して一時停止してしまう場合について を参照ください。
注釈
おまかせ積算 により特定された歩掛の 単価選択が求められる計算条件 について、 設計書から取得した計算条件の値（文字列）が照合対象に含まれておらず、単価選択画面からの手動での単価選択が促され、おまかせ積算が一時停止する 場合があります。このような場合については、 取り込まれた計算条件がおまかせ積算で反映されていない場合について を参照ください。
4.1. アシスト設定¶
アシスト設定 では、 おまかせ積算 実行時の挙動を設定できます。
4.1.1. マッチング方法と優先度（歩掛）¶
おまかせ積算 において、 特定した歩掛の選択方法 や 歩掛特定の照合精度 等を設定します。
4.1.1.1. マッチングを行った結果、複数の候補がある場合の動作¶
後述する マッチングのレベル の設定に基づき 未確定代価 を照合した結果、 特定された歩掛候補が複数存在した場合 の挙動を設定します。
マッチングレベルが高いものを採用
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マッチングのレベル の設定に基づき照合・特定した置換候補の歩掛が複数存在した場合に、 マッチングレベル（名称等の合致率）の高い候補 に置換 |
選択画面を表示して選択したものを採用
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マッチングのレベル の設定に基づき照合・特定した置換候補の歩掛が複数存在した場合に、 特定した置換候補の歩掛を表示 し手動で選択 |
スキップ（次へ進む）
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マッチングのレベル の設定に基づき照合・特定した置換候補の歩掛が複数存在した場合は、特定できなかったものとして置換せず、 未確定代価のままスキップ する |
4.1.1.1.1. マッチングレベルが高いものを採用¶
マッチングレベルが高いものを採用 を選んで おまかせ積算 を実行した場合、 マッチング率（未確定代価と置換候補となった歩掛の名称・単位・計算条件の項目名等の合致率）が高い候補 に置き換えます。
4.1.1.1.1.1. 独自歩掛を優先する¶
マッチングレベルが高いものを採用 を選択している場合の下位設定項目 独自歩掛を優先する にチェックを入れていた場合、 おまかせ積算 による歩掛の照合・特定で マッチング率の等しい置換候補が複数存在した場合、独自歩掛の候補に優先的に置換します。
4.1.1.1.2. 選択画面を表示して選択したものを採用¶
選択画面を表示して選択したものを採用 を選んで おまかせ積算 を実行した場合、特定した置換候補が選択画面に一覧表示されますので、該当する歩掛を選んで置き換えます。
4.1.1.1.3. スキップ（次へ進む）¶
スキップ（次へ進む） を選んで おまかせ積算 を実行した場合、照合・特定した 置換候補の歩掛が複数存在する未確定代価 については、おまかせ積算による置換を行わずスキップします。
4.1.2. マッチング方法と優先度（計算条件）¶
おまかせ積算 において、特定した歩掛の 計算条件に関する挙動 を設定します。
4.1.2.1. 条件が決まらない場合はスキップする¶
チェックを付けておまかせ積算を実行 すると、置換候補の 計算条件が特定できなかった場合 、計算条件設定画面を表示せず おまかせ積算 をスキップします。
4.1.3. 代価の作成方法¶
おまかせ積算 において、置換候補の歩掛の計算条件等が特定／設定された後の 代価作成時における挙動 を設定します。
4.1.3.1. 単価分類¶
おまかせ積算 による置換候補が、 代価作成時に単価分類による単価選択を求める歩掛 の場合における挙動を設定します。
注釈
スキップされたデータは、 歩掛は特定されたが、確定されなかったアシスト対象データ となり、！ のアイコンに変わります。
手動（代価入力画面を表示して選択）
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おまかせ積算 時に 代価作成画面が表示され、単価分類のデータの入力が促される
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単価分類に関する先頭の単価をセットする
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おまかせ積算 により、 単価分類 のデータをシステムが選び、代価置換が行われる
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単価分類を含む歩掛はスキップする
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おまかせ積算 により歩掛は特定されたが、確定されなかった アシスト対象データ となり、！ のアイコンに変わる
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4.1.3.2. 数量が０の場合¶
おまかせ積算 による置換候補が、 代価作成時に数量０のデータを含む歩掛 の場合における挙動を設定します。
注釈
スキップ（確定して次へ進む） に設定しておまかせ積算を行い 歩掛が確定した場合 、本来数量が入力されるべき置換されたデータには、 水色付箋 が付きます。 水色付箋 の付いた項目の確認については、後述する項目 付箋 を参照ください。
| 手動（代価入力画面を表示して選択） | おまかせ積算 時に 代価作成画面が表示され、数量０のデータの入力が促される |
| スキップ（確定して次へ進む） | おまかせ積算 により、 数量０のまま歩掛確定 |
| スキップ（未確定で次へ進む） | 未確定代価 のまま おまかせ積算 をスキップ |
4.1.3.3. 構成内歩掛¶
おまかせ積算 による置換候補が、 代価作成時に代価内歩掛の選択を求められる歩掛 の場合における挙動を設定します。
注釈
スキップ（未確定で次へ進む） に設定して おまかせ積算 を行った場合、 おまかせ積算 はスキップされます。
| 手動（代価入力画面を表示して選択） | おまかせ積算 時に 代価作成画面が表示され、歩掛の選択を促される |
| スキップ（未確定で次へ進む） | おまかせ積算 がスキップされる |
4.1.3.4. 変動単価の動作¶
おまかせ積算 による置換候補が、 代価作成時に変動単価のデータを含む歩掛 の場合における挙動を設定します。
注釈
本項目を スキップ… に設定しておまかせ積算を行い歩掛が確定した場合、本来単価入力されるべき置換されたデータには、 水色付箋 が付きます。 水色付箋 の付いた項目の確認については、後述する項目 付箋 を参照ください。
| 手動（代価入力画面を表示して選択） | おまかせ積算 時に 代価作成画面が表示され、変動単価のデータの入力が促される |
| スキップ（確定して次へ進む）－チェック無し | 変動単価 を含む場合 歩掛を確定して 次へスキップ |
| スキップ（確定して次へ進む）－０円の場合は確認する | ０円変動単価を含む場合 、代価作成画面で ０円変動単価のデータの入力が促される |
| スキップ（確定して次へ進む）－０円の場合は未確定にする | ０円変動単価を含む場合 、歩掛を確定せず 次へスキップ |
| スキップ（未確定で次へ進む） | 変動単価 を含む場合 歩掛を確定せず 次へスキップ |
4.1.3.4.1. 手動（代価入力画面を表示して選択）¶
4.1.3.4.2. スキップ（確定して次へ進む）－チェック無し¶
4.1.3.4.3. スキップ（確定して次へ進む）－０円の場合は確認する¶
4.1.3.4.4. スキップ（確定して次へ進む）－０円の場合は未確定にする¶
4.1.3.4.5. スキップ（未確定で次へ進む）¶
