5. 合意単価結果算出事例

5.1. 数量変更時の結果算出事例

変更設計時に 数量変更 を行った場合、設定した 合意比率 を 単価（積算単価） に掛けて 合意単価（結果） を算出するとともに、 変更設計数量 を掛けて 合意金額（結果） を算出します。

5.2. 単価変更時の結果算出事例

変更設計時に 単価変更 を行ったり、計算条件の変更で 単価が変わった場合 、設定した 合意比率 を 変更設計単価（積算単価） に掛けて 合意単価（結果） を算出し、 数量 を掛けて 合意金額（結果） を算出します。

5.3. 新規データ追加時の結果算出事例

既存 の 総括２ 配下に新規データを追加した場合は、 上位の総括２ の 合意比率 を使用します。

新規作成 した 総括２ 配下に新規データを追加した場合は、 合意比率 を 100％ として算出します。

5.4. 共通仮設費への新規データ追加時の結果算出事例（H28年度改訂対応）

平成28年4月の基準改定 に伴い、 共通仮設費 への新規追加分に対して当初合意比率を反映せず、新規追加分を官積算 100％ で計上するようになりました。

これに伴い、 共通仮設費（積上分） への 新規追加データ 等については、総括レベル等にかかわらず 合意比率 を 100％ として算出します。

5.5. 代替明細データを追加した際に合意比率を継承する場合の計算事例

変更設計 において、 直前既存行 の 数量 を 0 とし、直後に 直前既存行の名称 を含む 代替明細データを新規追加 した際、既存行の置き換え変更と見做し、 直前既存行の合意比率 が継承されます。

直前既存行 の数量が 0 でない場合、または、 代替追加行の名称 に 直前既存行の名称 が含まれていない場合は、既存行の置き換え変更と見做されず、 設定 時の レベル２ の 合意比率 が適用されます。

注釈

なお、変更設計の積算で 一旦数量０にしたデータ について、 新たな変更設計で数量０以外に変更した にもかかわらず、 総価契約の結果画面で合意金額が０円となってしまう ような場合の要因としては、変更設計の過程で 総価契約 の 設定 画面で 合意単価 を 0 円にしてしまっている可能性があります。詳しくは Ｑ．総価契約の結果画面で数量が０でないのに合意金額が０になってしまった を参照ください。