2. 同期モード

工事管理 機能には、 同期モード と 選択モード があります。

ここでは、設定に基づき クラウドサーバー上 と ローカルPC内 の 全工事データ について、存否や更新日付を照合・比較して同期を取る 同期モード について説明します。

警告

クラウドサーバー上 の工事データと ローカルPC内 の工事データの 更新日付 が異なる場合、 新しい工事 に 同期 されます。 古い工事 への 同期 処理は行われません。

注釈

同期モード の詳細設定内の同期対象に関する設定項目 自分の工事 ／ 自社（自分の工事以外） ／ グループ全体（自社以外の工事） の対象については、下図を参照ください。

2.1. 実行

工事管理：ON の状態で、 工事選択ツリー下部の 同期 を選んで右方に表示される 実行 をクリックすると、同期の 詳細設定 に基づき、 クラウドサーバー上 の工事データと ローカルPC内 の工事データの同期が行われます。

警告

クラウドサーバー上 の工事データと ローカルPC内 の工事データの 更新日付 が異なる場合、 新しい工事 に 同期 されます。 古い工事 への 同期 処理は行われません。

2.2. 詳細設定

工事管理：ON の状態で、 工事選択ツリー下部の 同期 を選んで右方に表示される 詳細設定 のリンクをクリックすると、 クラウドサーバー上 の工事データと ローカルPC内 の工事データとの間で行われる同期処理の設定画面が表示され、設定の確認・変更を行えます。

2.2.1. 初期表示の際に自動で同期を行う

工事管理 の 同期 の 詳細設定 内の設定項目 初期表示の際に自動で同期を行う にチェックを付けておくと、工事選択ツリー右上のボタン 工事管理：OFF （積算編集モード）を 工事管理：ON （工事管理モード）に変更したタイミングで、 クラウドサーバー上 と ローカルPC内 の工事データの同期処理が自動で行われ、同期された状態で工事管理の工事選択ツリーが表示されます。

2.2.1.1. 実行前に確認メッセージを表示する

設定項目 初期表示の際に自動で同期を行う の下位設定項目 実行前に確認メッセージを表示する にチェックを付けておくと、工事選択ツリー右上のボタン 工事管理：OFF （積算編集モード）を 工事管理：ON （工事管理モード）に変更したタイミングで、同期処理を行うか確認画面が表示されます。

確認画面で はい をクリックすると、同期処理が開始された後、工事管理の工事選択ツリーが表示されます。

確認画面で いいえ をクリックすると、同期処理を行わずに、工事管理の工事選択ツリーが表示されます。

2.2.2. ローカルの工事をサーバーにアップロードする

工事管理 の 同期 の 詳細設定 内の設定項目 ローカルの工事をサーバーにアップロードする にチェックを付けておくと、同期処理として、 ローカルPC内 の工事データが クラウドサーバー上 にアップロードされます。

注釈

クラウドサーバー上 の工事データと ローカルPC内 の工事データの 更新日付 が異なる場合、 新しい工事 に 同期 されます。 古い工事 への 同期 処理は行われません。

警告

ローカルPC内 の工事データの 更新日付 が クラウドサーバー上 の工事データより 古い 場合、 同期 処理としての アップロード は行われません。

2.2.3. サーバーの工事をローカルにダウンロードする

工事管理 の 同期 の 詳細設定 内の設定項目 サーバーの工事をローカルにダウンロードする にチェックを付けておくと、同期処理として、 クラウドサーバー上 の工事データが ローカルPC内 にダウンロードされます。

注釈

クラウドサーバー上 の工事データと ローカルPC内 の工事データの 更新日付 が異なる場合、 新しい工事 に 同期 されます。 古い工事 への 同期 処理は行われません。

警告

クラウドサーバー上 の工事データの 更新日付 が ローカルPC内 の工事データより 古い 場合、 同期 処理としての ダウンロード は行われません。

2.2.3.1. 上書き確認を行う

設定項目 サーバーの工事をローカルにダウンロードする の下位設定項目 上書き確認を行う にチェックを付けておくと、 同期 時にローカルデータの上書き処理を行う必要がある場合、 同期 を行うか確認画面が表示されます。

確認画面で はい をクリックすると、 同期 処理に伴い クラウドサーバー上 の工事データがダウンロードされ、 ローカルPC内 の工事データが上書きされます。

確認画面で いいえ をクリックすると、 同期 処理は行われず、 クラウドサーバー上 の新しいデータはダウンロードされず、 ローカルPC内 の古い工事データはそのまま残ります。

注釈

確認画面左下の 同じ処理を全ての競合に適用 にチェックを付けた上で、 はい または いいえ をクリックすると、他の該当工事データ（ サーバーデータが新しく 、 ローカルデータが古い データ）に対しても同じ選択が適用されます。

注釈

クラウドサーバー上 の工事データと ローカルPC内 の工事データの 更新日付 が異なる場合、 新しい工事 に 同期 されます。 古い工事 への 同期 処理は行われません。

警告

クラウドサーバー上 の工事データの 更新日付 が ローカルPC内 の工事データより 古い 場合、 同期 処理としての ダウンロード は行われません。

2.2.4. 自分の工事

設定項目 ローカルの工事をサーバーにアップロードする 及び サーバーの工事をローカルにダウンロードする の下位設定項目 自分の工事 にチェックを付けた場合、 同一契約 内の ログイン中のユーザー が作成した工事のみ 同期対象 となります。 他ユーザー の作成した工事は同期されません。

2.2.5. 自社の工事（自分の工事以外）

設定項目 ローカルの工事をサーバーにアップロードする 及び サーバーの工事をローカルにダウンロードする の下位設定項目 自社の工事（自分の工事以外） にチェックを付けた場合、 同一契約 内の ログイン中のユーザー以外のユーザー が作成した工事のみ 同期対象 となります。

2.2.6. グループ全体（自社の工事以外）

設定項目 ローカルの工事をサーバーにアップロードする 及び サーバーの工事をローカルにダウンロードする の下位設定項目 グループ全体（自社の工事以外） にチェックを付けた場合、 同一グループ 内で、 ログイン中の契約以外のユーザー が作成した工事のみ 同期対象 となります。