1. 工事管理機能の概要¶
メビウスRの 工事管理 機能を使うと、 クラウド上の工事保管サーバー を利用して、 支店間 や 在宅リモートワーカー との間で工事データを共有することができます。
また、災害時等に備えた工事データのバックアップ保管場所としても利用できます。
一方で、他者に編集されたくない工事データについては、 利用者制限 機能と合わせて用いることで、予期せぬ改ざん等を防ぐこともできます。
工事選択 画面から、ボタン一つで 工事管理モード に切り替えられるので、自PC内のデータとクラウド上のデータの新旧比較を簡単に行えるとともに、自動的に同期をとることもできます。
警告
工事管理 機能は有償のオプション機能となります。また、クラウド上の工事データ保管容量については、契約に基づき設定されます。

1.1. 工事管理ON/OFF¶
工事管理 機能は 工事選択 画面上部のボタン 工事管理:ON/OFF で 工事管理モード と 積算編集モード を切り替えて使います。
ボタン表示 | モード | 説明 |
---|---|---|
工事管理:ON | 工事管理モード | クラウドサーバーとの間で工事データの同期/アップロード/ダウンロード等を行います。 |
工事管理:OFF | 積算編集モード | 自PC内で工事データを選んで開き、積算編集を行います。 |

警告
工事管理:ON の状態では工事を開いて編集作業を行うことはできません。
警告
工事管理:OFF の状態ではクラウドサーバーとの間での通信は行えません。
1.2. 工事管理容量確認¶
工事管理 における クラウドサーバー 上の 工事データ保管容量 は契約に基づき設定されています。
契約に基づき設定されている工事データの保管容量の上限と、現時点で使用している容量については、 工事管理ON/OFF ボタン傍の表示により確認できます。

1.3. 工事管理アイコン一覧¶
工事管理 モード( 工事管理:ON )時には、 工事選択ツリー 内の各工事データに、 工事管理 の状態を示すアイコンが表示されます。
工事管理 のアイコン 上半分 は クラウドサーバー上のデータの状態 を示し、 下半分 は ローカルPC内のデータの状態 を示しています。
アイコン上半分/下半分が グレー の場合は、グレーの付いている方に 工事データが存在していない ことを示しています。
アイコン上半分/下半分に 赤い点 が付いている場合は、クラウドサーバー上のデータとローカルPC内のデータの更新日付に差異があり、赤い点の付いている方のデータが 更新日付の新しいデータ であることを示しています。
アイコン下半分が赤色になっている場合は、ローカルPC内のデータが ごみ箱 内に移されているデータであることを示しています。

アイコン | データ種類 |
---|---|
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・ クラウドサーバー 上: 存在 / ローカルPC 内: 不在 |
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・ クラウドサーバー 上: 不在 / ローカルPC 内: 存在 |
![]() |
・ クラウドサーバー 上: 存在 / ローカルPC 内: 存在
・ 更新日付 : 同一
|
![]() |
・ クラウドサーバー 上:存在 / ローカルPC 内:存在
・ 更新日付 : クラウド が新しい
|
![]() |
・ クラウドサーバー 上:存在 / ローカルPC 内:存在
・ 更新日付 : ローカルPC が新しい
|
![]() |
・ クラウドサーバー 上:存在 / ローカルPC 内: 存在 ( ごみ箱 内) |
1.4. 表示の切り替え¶
工事管理 モード( 工事管理:ON )時には、 工事選択ツリー の該当工事選択時に画面右に表示される工事情報について、 表示の切り替え の選択肢 ローカル / サーバー を切り替えることで、工事情報の表示を クラウドサーバー上の工事情報 と ローカルPC内の工事情報 に切り替えることができます。
