1. 配信情報チェッカーの基本動作

メビウスＲのシステム更新や単価ダウンロード等を行う 配信情報チェッカー について説明します。

1.1. 配信情報チェッカーの起動

配信情報チェッカー は、コンピュータ起動時に自動起動する常駐プログラムとして登録されます。データのダウンロードや配信設定の変更、更新履歴等の確認を行う場合は、積算システム起動画面右下の 配信情報チェッカーを表示する をクリックするか、常駐プログラム等のアイコンが表示されるタスクトレイ内から配信情報チェッカーのアイコンをダブルクリックしてください。配信情報チェッカーが表示されます。

注釈

配信情報チェッカー が起動していない場合、積算システム起動時に起動を促す確認画面が表示されるので、 はい または いいえ をクリックしてください。各選択肢については、下表を参照ください。

配信情報チェッカー起動確認

選択肢	説明
はい	システム と 配信情報チェッカー を起動するとともに、 即座に更新情報を確認 します。
いいえ	システム と 配信情報チェッカー を起動します。設定に基づくタイミングで更新情報の確認 が行われます。
キャンセル	システム も 配信情報チェッカー も起動しません。

1.2. 更新情報の確認

最初に更新情報を確認します。起動画面左の 更新情報の確認 をクリックしてください。更新情報の有無を確認するためのサーバーとの通信処理が始まります。

注釈

更新対象の設定を確認する場合は、 配信情報チェッカー 起動画面左の 設定の変更 をクリックしてください。現在の更新設定が表示されます。更新情報の確認を行う 年度（積算年度） や更新対象とする 県 等について、適宜設定を行った後、画面右下の 戻る をクリックしてください。設定した条件で更新情報を確認するようになります。設定を変更した場合は、改めて、 更新情報の確認 をクリックしてください。

警告

更新する範囲（年度（積算年度）・県）等が大きくなるほど、更新情報を確認するための時間も長くなります。

1.3. ダウンロードの選択

更新情報があります と表示された場合は、引き続き更新対象を選択するので、 ダウンロードの選択 をクリックしてください。更新対象項目がツリー表示されます。

各項目左のアイコンをクリックするとツリーが展開されるので、更新対象にチェックを付けた後、画面右下 戻る をクリックしてください。

注釈

チェックボックスがグレーアウトしている項目は、必須更新項目です。チェックを外すことはできません。

1.3.1. 更新除外設定

注釈

世代項目の上位分類項目（地区や県等）を選択した状態で、画面右上に表示されている 更新除外設定 をクリックすると、 更新チェック除外設定 画面が表示され、選択している項目内の各世代単価等の更新除外設定が行えます。設定については、下表を参照ください。

配信情報チェッカー起動確認

選択肢	説明
地区単価の更新を除外します。	新たに追加される単価も含めて更新チェックの 対象外 とする
単価世代個別に更新を除外します。	チェックを付けた世代の単価を更新チェック 対象外 とする ※新規追加された単価は更新チェックの対象とする

1.4. ダウンロードの開始

配信情報チェッカー起動画面に戻ったら、 ダウンロードの開始 をクリックしてください。

ダウンロード開始の確認画面が表示され、更新項目数等が表示されるので、確認後、 OK をクリックしてください。

ダウンロードが始まり、進行状況が表示されます。

注釈

ダウンロード終了後、積算システムが起動している場合は 更新処理が行えない 旨メッセージが表示されます。更新処理を続行するには、積算システム終了後、メッセージ画面の 再試行 をクリックしてください。

ダウンロードしたデータの更新処理が始まるとともに、進捗状況が表示されます。更新が完了したら、画面右下 終了 をクリックしてください。

1.4.1. ダウンロード済みの単価・独自歩掛を対象とする

既ダウンロード済み の 単価 や 独自歩掛 を再度ダウンロードし直したいような場合、 配信情報チェッカー 左下部の ダウンロード済みの単価・独自歩掛を対象とする にチェックを付けた上で、 更新情報の確認 を行ってください。既ダウンロード済みのデータを対象に含めて更新情報の確認が行われます。